茅ヶ崎市道の駅基本計画

ついに茅ヶ崎道の駅の基本計画が発表になりました。
茅ヶ崎市経済部産業振興課から発表された内容を見てみましょう。
PDFで見るのは大変ですので、皆さんに見やすいよう内容を記載します。

茅ヶ崎市道の駅基本計画
平成 28 年 3 月
1 基本方針
1.1 道の駅の目的と機能
道の駅の目的とは、「道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供」と「地域の振興
に寄与」とされています。
さらに、その果たすべき機能として、道路利用者のための「休憩機能」・道路利用者や地
域の方々のための「情報発信機能」・道の駅をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域
づくりを共に行うための「地域の連携機能」の 3 つを併せ持つ休憩施設を、道の駅として登
録しています。また近年では、災害時における防災機能も求められています。
平成 27 年 11 月 5 日現在、全国に 1,079 駅が登録されています。

・24 時間、無料で利用できる駐車場・トイレ
・道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報などを提供
・文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設



1.2 基本方針の設定
「1.1 道の駅の目的と機能」で示した 3 つの基本機能をふまえ、本道の駅を整備する上
で背景となる地域の現状及び課題を整理し、目標となるコンセプトを設定します。そのコン
セプトに基づき、本道の駅に必要な「休憩機能」「情報発信機能」「地域連携機能」の基本
方針を設定します。
【コンセプト】
ALOHO 湘南初! 茅ヶ崎発!
潮風薫る”ちがさき愛”いっぱいの交流拠点
【基本方針】
1休憩機能:茅ヶ崎とホノルルに共通する、ゆったりとした雰囲気によるリラクゼーションを提供する道の駅
・ 道の駅の休憩機能として必要な、道路利用者の快適な休息の場を提供します。
・ 多くの来訪者が、茅ヶ崎や姉妹都市であるホノルルを感じることができる空間を提供します。
・ 多くの来訪者が“来てよかった”“また来たい”と思える空間を提供します。
2情報発信機能:さまざまなニーズに対応した情報提供と魅力・資源を発信する道の駅
・ 平成 32 年の横浜湘南道路開通予定を見越した湘南地区のゲートウェイとなるよう、道路利用
者に最適な道路交通情報を提供します。
・ 本市の観光や文化資源のおすすめ情報を紹介します。
・ 湘南地区の広域情報を、茅ヶ崎から発信します。
・ 姉妹都市やゆかりのまちの情報を紹介します。
・ 茅ヶ崎海岸の魅力を発信し、海岸保全の取り組みやアクセス等を紹介します。
・ インバウンド観光にも対応し、外国人へ配慮した対応を行います。
3地域連携機能:地域とのつながり”ちがさき愛”を育くみ発信する道の駅
・ 湘南地区の道の駅としての特徴を活かし、“茅ヶ崎”や“湘南”のブランド力の向上を図るととも
に、地域振興への寄与を目指します。
・ 地域の生産者が販路を拡大したり、他の地域が特産品を販売したりする空間・仕組みをつくり
ます。
・ 市内事業者の多くが施設に出店できるチャンスを得ることができるよう配慮します。
・ “茅ヶ崎”や“湘南”のにぎわい・ふれあい空間を創出します。
・ 身近な場所での就労機会を増加させます。
・ 高齢者の外出機会を増加させ、活気ある地域づくりを目指します。
・ 子育て世代の住民が集い、交流できる環境を整えます。
・ 近隣公共施設との相互利用のサービスを図るための機能を検討します。
・ 平成 32 年の横浜湘南道路開通予定を見越した湘南地区のゲートウェイとなるよう、道路利用
者に最適な道路交通情報を提供します。
・ 本市の観光や文化資源のおすすめ情報を紹介します。
・ 湘南地区の広域情報を、茅ヶ崎から発信します。
・ 姉妹都市やゆかりのまちの情報を紹介します。
・ 茅ヶ崎海岸の魅力を発信し、海岸保全の取り組みやアクセス等を紹介します。
・ インバウンド観光にも対応し、外国人へ配慮した対応を行います。
・ 道の駅の休憩機能として必要な、道路利用者の快適な休息の場を提供します。
・ 多くの来訪者が、茅ヶ崎や姉妹都市であるホノルルを感じることができる空間を提供します。
・ 多くの来訪者が“来てよかった”“また来たい”と思える空間を提供します。
・ 湘南地区の道の駅としての特徴を活かし、“茅ヶ崎”や“湘南”のブランド力の向上を図るととも
に、地域振興への寄与を目指します。
・ 地域の生産者が販路を拡大したり、他の地域が特産品を販売したりする空間・仕組みをつくり
ます。
・ 市内事業者の多くが施設に出店できるチャンスを得ることができるよう配慮します。
・ “茅ヶ崎”や“湘南”のにぎわい・ふれあい空間を創出します。
・ 身近な場所での就労機会を増加させます。
・ 高齢者の外出機会を増加させ、活気ある地域づくりを目指します。
・ 子育て世代の住民が集い、交流できる環境を整えます。
・ 近隣公共施設との相互利用のサービスを図るための機能を検討します。

1.3 導入機能の整理
基本方針をもとに、導入機能を整理します。導入機能は、公共的機能と現時点で想定できる施設管理者による事業に分けて分類し、施設規模の設定の参考とします。
なお、施設管理者による事業については、あくまでも想定とします。

1茅ヶ崎とホノルルに共通する
ゆったりとした雰囲気によるリラクゼーションを提供する道の駅
・ 道の駅の休憩機能として必要な、道路利用者の快適な休息の場を提供します。
・ 多くの来訪者が、茅ヶ崎や姉妹都市であるホノルルを感じることができる空間を提供します。
・ 多くの来訪者が“来てよかった”“また来たい”と思える空間を提供します。
休憩機能
・休憩スペース ・ゆったりスペース
・ベンチ等休憩スペース
・駐車場
・二輪車駐車場
・自転車駐輪場
・駐車場等の提携サービス
・駐輪スペース
・バス乗降場
・EV 充電設備
・トイレ ・快適なトイレ
さまざまなニーズに対応した情報提供と魅力・資源を発信する道の駅
・ 平成 32 年の横浜湘南道路開通予定を見越した湘南地区のゲートウェイとなるよう、道路利用者に最適な道路交通情報を提供します。
・ 本市の観光や文化資源のおすすめ情報を紹介します。
・ 湘南地区の広域情報を、茅ヶ崎から発信します。
・ 姉妹都市やゆかりのまちの情報を紹介します。
・ 茅ヶ崎海岸の魅力を発信し、海岸保全の取り組みやアクセス等を紹介します。
・ インバウンド観光にも対応し、外国人へ配慮した対応を行います。
情報発信機能
・情報発信コーナー
・道路交通情報
・気象情報
・観光情報
・公衆無線 LAN
・多言語対応案内
・周遊サービス
・案内カウンター
・案内人(コンシェルジュ)
・PR コーナー
地域とのつながり、“ちがさき愛”を育み発信する道の駅
・ 湘南地区の道の駅としての特徴を活かし、“茅ヶ崎”や“湘南”のブランド力の向上を図るとともに、地域振興への寄与を目指します。
・ 地域の生産者が販路を拡大したり、他の地域が特産品を販売したりする空間・仕組みをつくります。
・ 導入する店舗については、短期間で入れ替えが可能な仕組みを検討し、市内事業者の多くが施設に出店できるチャンスを得ることができるよう配慮します。
・ “茅ヶ崎”や“湘南”のにぎわいふれあい空間を創出します。
・ 身近な場所での就労機会を増加させます。
・ 高齢者の外出機会を増加させ、活気ある地域づくりを目指します。
・ 子育て世代の住民が集い、交流できる環境を整えます。
・ 近隣公共施設との相互利用のサービスを図るための機能を検討します。
地域連携機能
・交流広場 ・イベント広場、芝生広場
・イベント ・イベント
・物産販売スペース ・物産販売所(アンテナショップも含む)
・飲食・物品販売スペース ・飲食
・物品販売
・多目的スペース
・ミーティングルーム
・キッズスペース
・イベント
・イベント
・地域情報発信スペース ・地元の生産者、事業者コーナー
・地域情報の発信 ・周遊サービス
その他必要機能等
防災機能
・その他
(防災機能)
・災害時に活用できるスペース
・備蓄倉庫
・自家用発電機設備
・防災トイレ
その他機能
・その他
(管理施設・バックヤード)
・管理施設
・バックヤード
・管理施設
・バックヤード
・その他 太陽光発電 ・移動店舗、屋台
・外国発行クレジットカード ATM

2 施設計画
2.1 施設規模
整備予定地の前面道路である国道 134 号の計画交通量をもとに、各施設に必要な施設面
積を算出した整備予定面積は合計 17,000 ㎡となり、道路施設・地域振興施設それぞれの面
積内訳は、以下のとおりです。
なお、本道の駅は、前面道路である国道 134 号を管理する神奈川県との「一体型」道の
駅として整備する予定です。

2.2 施設整備区域
整備候補地の選定段階で検討した施設の最低必要面積は 9,600 ㎡でしたが、「2.1 施設
規模」での検討の結果、本道の駅整備予定面積は約 17,000 ㎡となり、次の区域を予定し
ます。

2.3 施設イメージ図
整備区分 施設 面積(㎡)
道路施設
駐車場 5,530
トイレ(*) 370
情報発信コーナー(*) 10
通路・緑地帯等 3,354.1
小計 9,264.1
地域振興施設
駐車場 995
トイレ(*) 105
地域情報発信スペース(*) 100
二輪車駐車場 120
自転車駐輪場 205
物産販売スペース(*) 510
飲食・物品販売スペース(*) 875
多目的スペース(*) 150
交流広場 1,000
その他(*) 875
通路・緑地帯等 2,800.9
小計 7,735.9
合計 17,000
(*) 合計敷地面積のうち、建物としての整備面積は計 2,995 ㎡(通路等を除く)となります。

2.2 施設整備区域
整備候補地の選定段階で検討した施設の最低必要面積は 9,600 ㎡でしたが、「2.1 施設規模」での検討の結果、本道の駅整備予定面積は約 17,000 ㎡となり、次の区域を予定します。


2.3 施設イメージ図
※ この絵はイメージであり、今後詳細設計で詳細を検討します。

地域振興施設:国道 134 号からの視認性が高く、また市道 0121 号線(鉄砲道)との交差点に隣接する位置に地域振興施設を配置し、本道の駅の顔とします。
情報発信コーナー:情報発信コーナーについては、地域振興施設と同じ建築物内に配置します。
トイレ:トイレについては、駐車場・地域振興施設のどちらからも利用しやすくなるよう間の位置に設置します。
駐車場:駐車場については、農地と隣接する位置に配置します。なお、整備に際しては、農地への施設照明等の影響や日照を十分に考慮します。

2.4 概算事業費
施設整備にかかる概算事業費は以下の通りを想定します。
なお、概算事業費は、社会情勢や財政状況の変化等により見直しを行う場合があります。

表 2-2 概算事業費一覧
項目 整備事業費 (千円)
建築工事 1,336,000
敷地内造成工事
盛土造成・擁壁工事 194,000
雨水対策工事 176,000
電気・給水排水設備工事 57,000
消防対策工事 22,000
植栽工事 17,000
周辺道路改良工事 138,000
農地側歩道拡幅分工事 51,000
ガス・水道取り出し工事 4,000
用地取得費 480,000
総計 2,475,000
(税込み)
※ 概算事業費は、道路施設と地域振興施設を合算した金額です。
※ 整備にあたっては、国庫補助金等も活用します。なお、市として、整備事業費の約30%は国・県からの支援を想定していますが、確定しているものではありません。

2.5 前面交通量による来場者数予測
本道の駅への来場者予測については、前面道路である国道 134 号からの車での来場者を前提とし、国土交通省データ及び東日本高速道路株式会社の資料をもとに算出します。

表 2-3 年間来場者数予測

年間来場者数(年中無休の場合) e*365 1,405,749≒年間 141 万人の集客
※ 徒歩や自転車等での来場者を加味すると、来場者数予測はさらに増加すると見込まれます。 

2.6 前面交通量による売上予測
本道の駅の売上予測については、前面道路である国道 134 号からの車での来場者を前提とし、国土交通省のデータをもとに算出します。

3 管理・運営
3.1 管理・運営のイメージ
本道の駅は、利用者へ質の高いサービス等の提供が可能な管理・運営とし、かつ、施設の収益
等により運営を行い、市からの財政負担は発生しないような手法を検討します。さらに、管理・
運営主体が市以外となった場合は、収益の一部を市へ納付してもらうことを想定します。収益事
業の具体的内容については、今後運営計画にて詳細を検討します。
また、オープン後も本道の駅コンセプトに沿った適正な管理・運営を継続的に行うため、運営
等に関する総合調整機関の設置を検討します。


※ 市以外が施設管理者となった場合でも、市からの施設管理費・運営費等の負担は発生しないことを想定。
図 3-1 管理・運営のイメージ

4 事業スケジュール
本道の駅の整備については、以下のスケジュールを予定しています。
なお、事業スケジュールは、社会情勢や財政状況の変化等により見直しする場合があります。


図 4-1 事業スケジュール
※ 詳細設計の取り組み前に、交通管理者との交通協議により車の動線を検討し、出入口の位置を確定します。
※ 用地買収については、各地権者との同意の上で進めていきます。

みなさんが見やすくなるよう掲載しております。正確に知りたい方は以下のリンクから茅ヶ崎市発表の公式PDFを取得してください。
PDFはこちら

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